メニュー

経皮的椎体形成術(BKP)

経皮的椎体形成術(BKP)とは

BKPとはBalloon KyphoPlastyの略で

経皮的椎体形成術と呼ばれます。

骨折し潰れた椎体の中にバルーンを挿入しふくらませ、

潰れた骨を骨折前の形に近づけます。

そして、椎体内に作られた空洞に骨セメントを充填し、

骨折した椎体を固定する方法が経皮的椎体形成術(BKP)です。

手術を受ける事によって痛みが軽減され、

日常生活の質が向上します。

骨折の原因

脊椎圧迫骨折の主な原因は、

加齢による骨密度の低下(骨粗鬆症)です。

骨密度が低下すると、重い物を持ち上げたり、

尻もちをついたり、ちょっとした転倒であっても

骨折がおこりやすくなります。

症状

脊椎圧迫骨折の主な症状は、寝返り時や、起き上がったときに

背中に激しい痛みがあります。

背中のほか、腰の部分に痛みが及ぶこともあります。

脊椎圧迫骨折は寝たきりの原因にも成り得ますので、

早めの診断と処置が必要です。

症状に当てはまるものがあれば早めに

整形外科をご受診ください。

 

手術方法

1.背中からバルーンのついた器具を骨折部位まで挿入します。

2.バルーンを徐々に膨らませ、潰れた骨を

骨折前の形に近づけます。

3.骨セメントを充填します。

4.セメントが固まり、1時間ほどで手術は終了です。

術後の経過観察について

退院後は傷口や骨の状態を観察するため、定期的に外来を受診していただきます。

また、骨粗鬆症の場合は、骨折に対する手術とは別に骨粗鬆症の治療が必要になります。

 

早めの診断で寝たきりの防止や他の部分の骨折の防止にもなります。

症状がある場合はまず整形外科をご受診下さい。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME