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コロナ後遺症外来・後遺症検診

新型コロナ感染後の後遺症については、様々な症状があると報告が上がっています。

 倦怠感や味覚障害が有名ですが、それ以外にもコロナに感染した後、糖尿病や心血管代謝疾患、自己免疫疾患などの発症リスクが高まるという調査結果が出ています。

 糖尿病は新型コロナに感染しなかった人と比べて1.61.7発症率が上がります。また子供の糖尿病発症リスクも上がっていると言われています。

 糖尿病以外でも心血管疾患のリスクは、不整脈や肺塞栓症のリスクが6、関節リウマチなどの自己免疫疾患などの発症リスクも上がっていると言われています。特にコロナ感染後の3か月は注意が必要です。

 原因はまだ、はっきり解明されていませんが、新型コロナに感染した細胞が周囲の細胞を老化させ、その老化した細胞が炎症を起こす物質を出し続けていることが原因ではないか、または新型コロナウィルスの残存タンパクが持続的に炎症をもたらしていることが原因ではないか、などの研究が進められています。

 感染時は軽症だったとしても後遺症は起こる可能性があるので、新型コロナに感染した後は十分な注意が必要です。

 少しでも体調がおかしいなと思ったら、早めに医師にご相談ください。

予約電話番号:046-221-3330(代)

新型コロナウイルス感染と後遺症について

新型コロナウイルス感染症は誰でもかかる可能性はありますが、感染後の症状は様々あります。東京都のリーフレットでも次のような案内をしています。

「感染時の症状の有無に関わらず、感染から回復した後にも後遺症として様々な症状が見られる場合があります。ロングコビット(LongCOVID)と言います。この後遺症は20歳代・30歳代でも発症する割合が高いなど、どの年代でも認められています。 後遺症の原因としては自己抗体、ウイルスによる過剰な炎症(サイトカインストーム)、活動性のウイルスそのものによる障害、不十分な抗体による免疫応答などが考えられていますが、明確にはなっていません。このため、後遺症の治療には長い時間がかかる場合もあり、感染から1年経過後も症状が見られる場合があります。」

症状が軽微であっても体のさまざまな部位にダメージを受けている可能性があり持続的な症状を発症する可能性があります。入院をしていない人でも心臓、肺、肝臓への長期的な症状と臓器の損傷があることがわかっています。

次のような後遺症があると言われていますので気になる方はご相談ください。

  • だるさ、倦怠感
  • 脱毛、抜け毛
  • 咳がとまらない、痰が出る、呼吸困難
  • 味覚障害、嗅覚障害
  • 物忘れ、記憶障害、PTSD、不眠症、集中力低下、抑うつ、ED
  • 胸の痛み、息苦しさ、違和感  など

(東京都のリーフレットより抜粋)

当院での検査・治療について

新型コロナウイルスに関してはまだまだ不明なことが多く、後遺症の治療方法は確立されていません。一般的な症状は時間の経過とともに解消していくこともありますが完治までの期間もよく分かっていません。しかし、症状のある方はご自分のお体の事なのでご心配かと思われます。当院では初診時に問診・血液検査・呼吸機能検査など必要な検査を行い、症状に合わせた漢方薬・内服薬処方、リハビリテーションを行ない、症状の緩和、改善を目的とした治療を行ないます。

担当医

前田・森山・大熊

受診方法

診察に関しては、ご予約をいただいてからになります。

下記、代表電話番号までお電話をお願い致します。

予約電話番号:046-221-3330(代)

後遺症検診

コロナに罹患し、明らかな症状はないが後遺症が心配な方、気になる方を対象に、肺年齢や血管年齢を検査して実年齢との比較をすることもできます。

また、さまざまな検査もできますので、気になる方はお気軽にご相談ください。

問合せ電話番号:046-221-3330(代)

最後に

新型コロナウイルスに感染すると体内では様々な炎症反応を受け、持続的な症状を発症することが知られています。

症状のご相談、検査、漢方薬処方、リハビリテーションを行ない、少しでも、患者様のお身体が回復するようスタッフ一丸となり取り組む所存であります。

お気軽にご相談ください。

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