内視鏡検査
当院の内視鏡の特徴
無痛内視鏡検査
当院では鎮静剤を使用した内視鏡検査を実施しています。
カメラを挿入する際の異物感や抵抗感を感じることなく、寝ている間に検査が終了します。また、鎮静剤を使用しなくても水浸法による大腸内視鏡検査では90%の方が痛みを感じることはありません。
胃・大腸内視鏡検査の同日検査が可能
当院では胃と大腸の内視鏡検査が同日で可能です。
水浸法による大腸内視鏡検査を実施しています
当院では「水浸法」の開発者である後藤利夫医師、羽田医師による水浸法の内視鏡検査を行っています。
水浸法は空気の代わりに少量の水を注入する方法です。水を入れるのでスコープの滑りが良くなり、また、浮力によって従来の4分の1の力でカメラを進めることができます。なので90%以上の方が鎮静剤を使用しなくても痛みを感じることなく検査を受けることができます。
前泊し、早い時間からの検査が可能です。
大腸内視鏡は通常、前日の夜に下剤を飲み、朝、病院に到着してからさらに下剤を2時間かけて飲んでいただいた後に検査を行います。
前日、お仕事が終わった後、病院にお越しいただき前泊することで、朝7時ごろから下剤を開始、午前中11:00には検査が終わりますので、午後からお仕事に行くことができます。
こんな症状の方はぜひ、内視鏡検査を受けてください。
胃内視鏡検査
- 胃やみぞおちが痛い
- 胃がもたれる、食欲がない
- のどや食事を飲み込む時に違和感がある
- 胸焼け、呑酸がある、ゲップがよく出る
- 体重が減っている
- 便が黒い
大腸内視鏡検査
- 排便時の出血
- 便秘や下痢がつづいている
- 腹部の張りや腹痛がある
- 便潜血検査で陽性と判定された
- 大腸ポリープを指摘された
- 大腸がんの家族歴がある
内視鏡検査の流れ
- 検査の前日
21時までに夕食を終わらせてください。夕食はタンパク質や油、食物繊維の少ない消化の良いものを召し上がってください。大腸内視鏡を受ける場合は、前日に下剤をお飲みいただきます。 - 検査当日の朝
朝ご飯は食べず、水分は糖分を含まないお水やお茶のみ摂取可能です。
お薬はインスリンを含めた糖尿病のお薬は止めていただき、抗凝固薬や抗血栓薬、血圧の薬はお飲みいただいても大丈夫です。その他、不明な点があればご相談ください。 - 来院
鎮静剤を使用する場合はお車での来院はお止めください。 - 検査前の準備
受付後、問診表の記載、またポリープがあった場合の同意書などをご記載いただきます。
大腸内視鏡を受ける方は2時間ほどかけて下剤をお飲みいただきます。 - 検査
検査にかかる時間は10~20分程度です。ご希望に応じて鎮静剤を使用いたします。 - 検査後
鎮静剤を使用した場合は30分程度、休んでいただきます。
検査結果は当日、医師よりご説明いたします。またポリープがあった場合などは病理検査の結果を後程、お伝えいたします。