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眼瞼下垂手術について

当院では2024年4月より眼瞼下垂手術が始まりました。

医師の診断により保険適応になった患者様が対象です。

眼瞼下垂とは

眼瞼下垂とはまぶたが垂れ下がってきて見にくくなる病気です。

まぶたが垂れ下がってきて見えにくくなる病気です。まぶたが重い、上方の視野が狭くなる、頭痛、肩こりなどの症状があります。また、整容面では瞼が垂れ下がって眠そうな目に見える、額のしわが深くなる等があります。

種類と原因等

腱膜性眼瞼下垂

腱膜性眼瞼下垂は下図の挙筋腱膜とミュラー筋にゆるみが生じ、眼瞼挙筋の力をうまく瞼板に伝えられないことで起きてしまう眼瞼下垂です。

原因は加齢に伴うもの、ハードコンタクトレンズの長期使用者や白内障手術後に起こることもあります。

上眼瞼皮膚弛緩症

まぶたの皮膚にたるみが生じ、まぶたは開いているのに、皮膚が目に覆いかぶさり、見にくさやまぶたの重さが生じるものです。

原因は主に加齢によるものです。

その他

先天性眼瞼下垂、顔面神経麻痺、動眼神経麻痺、horner症候群、murcus gunn現象、重症筋無力症、筋ジストロフィーなどがあります。

手術方法

基本的には日帰り手術で行いますが、特に両目手術の場合は術後の腫れにより日常生活に支障をきたすことがあるため、短期入院をお勧めする場合もあります。

挙筋前転術・挙筋短縮術

腱膜性眼瞼下垂の手術です。瞼の二重の線で(一重の方では二重を作成する予定の部位で)皮膚切開し、挙筋腱膜を緩みを取るように瞼板に縫合固定します。重症の場合はミュラー筋も同時に短縮・縫合固定する挙筋短縮術を行います。

重瞼部・眉毛下皮膚切除術

上眼瞼皮膚弛緩症の手術です。腱膜性眼瞼下垂で皮膚弛緩症も合併してる場合は同時に行うことが多いです。

二重の部分、又は眉毛の下の部分の皮膚を切除して縫合固定します。

手術例(50代女性)

 

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